晴天で辟易

慢性骨髄性白血病(CML)と生きてます

CMLだとわかるまで ②

1月14日の朝、目が覚めてホッとしたのも束の間、私は立ち上がれなくなっていました
どういう状態なのかと言うと、身体を起こして座った状態になった時点でもう既に頭の中がグルグルフワフワしているんです。
その状態から立ち上がろうとするのですが、足がガクガクして立つことができない。

もうまさに頭の中はパニック!(꒪ꇴ꒪ ; )

トイレに行きたかった私は、何が何でも立ち上がらないといけないわけで。
渾身の力を込めて腰を上げました。
ガクガクブルブルする体を支えるためにテーブルについた手を離すことができません。
中腰から体を起こすという当たり前の動作ができないなんて!
それでもソーッと上体を起こして踏ん張りながら立ち、一歩を踏み出したその時、体が右側に向かって進んでいき壁に激突したんです。
あまりの状態に半泣きになりつつも、あちこちぶつかりながらトイレに辿り着き、また必死の思いでリビングへと戻りました。

息子に入れてもらったお茶を飲みながら

これは病院に行くべきなのか?
それとも様子を見るべきなのか?
行くにしてもどうやって?
そもそも何科を受診すべき??

…短い時間に色々なことが頭を駆け巡りました。
そして、その日は土曜だったため、午後の診療をしている病院をとりあえずネット検索。
そうこうしていると、だんだん気分が悪くなってきて吐きそうに。
ちょうどやってきた娘に今の状態を話していてふと気が付く…

左耳がほとんど聞こえてない!!( º言º; )

色んなことが重なってわけがわからなくなってたとはいえ、酷くなっていた左耳の閉塞感に気が付かなかったんです。
だけど、気付いた後ですら、立てないことのショックが大きすぎて、気持ちが追い付かないというか…
そんな状態でも当然吐き気は待ってくれず、またブルブルする足で色んな所にぶつかりながら洗面所へ。
嘔吐しながら「病院へ行くべきだ」って思ったのでした。


総合病院へ

吐き気が少し落ち着いてからタクシーを呼び、息子に付き添ってもらって病院へ行きました。
そこは初めて行く総合病院でしたが、色んな診療科目があったので、行けばなんとかなるでしょうと。

初診受付で症状を話したところ、開口一番
脳神経外科だけ午後から休診なので、救急診療している別の病院へ行ってもらった方が…」
と言われてしまいました。

…ん??脳神経外科??(-ω-;)

やっぱりこれは脳の血管が切れたとかなのか?…と思いつつも、フラフラしてきて息も切れ始めた私。
受付の女性が慌てて飛び出して来て、車椅子を持ってきてくれました。
他の病院へ行く余裕がなかった私の様子を見て、とりあえず内科の受診を提案され、受診することに。

内科でお薬手帳を渡し、血圧を計るように促されて自動血圧計に腕を差し込みました。
腕を締め付けられるとともにドンドン気持ち悪くなってきて、看護師さんから嘔吐用のバケツをもらうハメに。
そんな満身創痍の私を見た看護師さんが、すぐに診察室のそばまで車椅子を押してくれました。
待合いにはたくさんの人がいたのですが、順番を早めてくれたんだなぁと嘔吐しながら思う…
その時の私のヨレヨレ具合は、相当酷かったのでしょう( ˆ꒳ˆ; )

すぐに診察室に通され、めまい止めと吐き気止めの点滴をしてくれることに。
その時の先生はお薬手帳を見ながら、天気の良くない日はメニエールの発作が出やすいんですよってお話してくれました。
点滴をしながら、ふと思う...脳のCTとかも撮らないし、血液検査も言われてないし…ってことは、やっぱり内耳の問題なんだな、と。
それにしても、こんなにも平衡感覚がおかしくなるなんてと、一抹の不安が残ったのでした。

点滴が終わる頃には吐き気も治まって、体も随分ラクになっていました。
その後の診察で、目が開くようになりましたね!と先生に言われ、その時初めてめまいのせいで目がまともに開いていなかったことを知ったのでした。
念のため入院を勧められたりもしたのですが、それは断って帰ることに。
とにかくその日はお薬だけもらって、週明けにかかりつけの耳鼻科へ行くことにしました。

耳鼻科通院

早速、週明けの月曜、今度は娘に付き添ってもらい耳鼻科へ行きました。
金曜の夜のことと翌日土曜のことを先生に話しました。
聴力とめまいの検査をして、明らかに悪化していることが判明。

  • 左耳は重度の難聴
  • 座った状態で既に自発眼振あり

そりゃそーだよね、わかります(߹𖥦߹)

念のため脳のMRIを撮っておいた方がいいってことで、近くの脳神経外科に紹介状を書いて下さいました。


ーーー③へ続きますーーー

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